佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀県の山口祥義知事は26日、九州防衛局が4月下旬以降に予定していた地権者説明会を開催できないでいる現状について「県も(地元と防衛局の)間に立って、説明会を開けるよう鋭意努力している」と述べた。

 九州防衛局はノリ漁期が終わる4月下旬以降に地権者説明会を開く方向で県有明海漁協の4支所と調整を進めていたが、一部支所で事前説明会を開くなどして関係者の反発を招き、広瀬律子局長が漁協に陳謝する事態になっていた。

 山口知事は地権者説明会の開催に向けた課題として「一つは新型コロナウイルス対策をどうするかということと、もう一つは防衛省が4支所と信頼関係を構築できるかだ」とした。その上で「今年は(配備計画にとって)大事な年で、説明会は大切だと思っている。もう一度、(地元と防衛局の)信頼関係が構築され、説明会ができるよう、県も間に立って鋭意努力している」と強調した。(栗林賢)

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