杵島郡江北町は、災害時に開設する避難所の新型コロナウイルス感染防止対策用として、抗原検査キットを購入する。避難者で発熱している人とその家族を検査する。

 避難所では受け付け時に検温や体調確認を行う。37・5度以上の発熱者とその家族に抗原検査を行い、簡易的に感染の有無を調べる。陽性反応が出れば別室に待機してもらい、関係機関に連絡してPCR検査を受けてもらう。避難後に発熱した人も検査する。

 10~20分程度で結果が分かる検査キットを1700個購入する。昨年の避難所開設で最も多かった避難者数の約4回分を考慮した。購入費は405万円。ワクチン接種や避難所運営などコロナ対応の町職員用の検査キットも500個購入する。費用は119万円。町ではこのほか、避難所で換気にも使う扇風機や間仕切りなども整備する。

 財源は主に新型コロナ地方創生臨時交付金を活用。専決処分で対応した。町は「判定に時間がかかるPCR検査ではなく、短時間で結果が出る抗原検査を活用し、避難所での感染を防ぎたい」と話す。(小野靖久) 

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