県民栄誉賞を贈られ、笑顔を見せるバルセロナ五輪柔道金メダリストの古賀稔彦選手=1992年8月18日、佐賀県庁

古賀稔彦さんの顕彰事業を説明する山口祥義知事=佐賀県庁

 1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」として親しまれ、3月に53歳で亡くなった古賀稔彦さん=三養基郡みやき町出身=の功績を後世に伝える顕彰事業が26日、スタートした。佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館に古賀さんの銅像を設置するため、佐賀県やスポーツ関係者らが官民連携で事業に取り組む。

 県によると、総合体育館の柔道場前を「KOGAゾーン」(仮称)とし、次世代の志を育む場にする。生前の古賀さんが小中高生に寄せたメッセージをパネルにして今年夏から常設。古賀さんの銅像を2022年をめどに設置する計画で、製作資金調達に向け、県のふるさと納税などを通じて寄付金を募る。目標額は1500万円。

 官民でつくる顕彰事業実行委員会の初会合が同日、県庁であり、ひらまつ病院の平松克輝理事長が会長に就いた。今後、どういった銅像にするかポーズなどを含め詰めていく。

 山口祥義知事は同日の定例会見で古賀さんが県民栄誉賞の最初の受賞者であることを紹介。「佐賀のスポーツへの思いが強い人だった。古賀稔彦という名前を永久に佐賀県の大地に残したいというのが関係者みんなの総意」と述べ、資金調達に関しては「古賀ファンは全国にいるので、皆さんと連携しながら広く募っていきたい」と述べた。

 寄付金は個人1口1万円以上、法人・団体は1口10万円以上。ふるさと納税は6月1日から受け付け、7月以降は実行委員会で現金持参や振り込みでの寄付を受け付ける。ふるさと納税の問い合わせは県税政課、電話0952(25)7021。寄付金は実行委員会事務局、電話0952(30)7716。(円田浩二)

 

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