臨時県議会で、新型コロナウイルスに感染した自身の体験を話した井上祐輔議員=佐賀県議会棟

 4月下旬に新型コロナウイルスに感染して復帰した佐賀県議会の井上祐輔議員(35)=共産=が25日、新型コロナ対策の予算案を審議する臨時議会で自身の体験を話した。高熱で「意識がもうろうとした」と振り返り「無症状から命に関わる重症者まで症状の幅が広い」として、症状の有無にかかわらず広く検査を実施することを提言した。

 井上議員は4月29日に発熱し、30日に受診・相談センターに連絡、PCR検査で陽性と判明した。受け入れ先の調整で自宅で待機していたところ、40・1度まで熱が上がった。このため「このまま家で待つことは難しい」と保健所に連絡し、医療機関に緊急搬送されたと説明した。

 入院や自宅療養を経て復帰した井上議員は「先手先手で病床や宿泊療養ホテルを確保する取り組みが、県民の命を守るためにいかに重要か、身をもって体験した。感染の芽を早く見つけて摘んでいくことが重要」と強調した。(岩本大志)

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