新型コロナウイルスの感染者数の推移などについて説明する山口祥義知事(中央)=25日午後、佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は25日、新型コロナウイルス対策として5月末まで延長している県内飲食店への営業時間短縮要請を予定通り終了するか再延長するかの判断に関し、「週末に向けて状況を見据えて発表したい」と述べた。県内の病床使用率や九州各県の感染状況を考慮し、週末の新型コロナ対策本部会議で判断を示す見通し。

 山口知事は県庁で開いた対策本部会議で、時短要請を伴う県独自の「医療機関を守る非常警戒措置」に関し、飲食店でのクラスター(感染者集団)が発生しておらず感染例も減少しているとして「目に見える効果が出ている」と評価した。

 1日当たりの感染者に加え、これまでに確認された感染者と関係がない「新規陽性者」も減少傾向にあるが、専用病床の使用率は38・6%と厳しい状況が続いている。山口知事は「(感染者数が)下がっているのと、医療現場が逼迫(ひっぱく)していることの差を県民で共有しなければならない」と強調し、「コロナ対策はいい方向に向かっているが、リバウンドしないよう気を抜かずに皆さんと頑張りたい」と呼び掛けた。(栗林賢)

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