試飲を繰り返しながらオリジナルコーヒーの調合を考える生徒ら=佐賀市の九州国際高等学園

 九州国際高等学園(佐賀市神野東)で19日、カフェのプロジェクト「kitchen Q」に取り組む生徒らがコーヒーのブレンドに挑戦した。4種類の豆を調合して味や香りなどを確かめながら、オリジナルのコーヒーを考案した。

 オリジンコーヒー(同市兵庫南)の下永吉伸一さん(63)と金子将さん(24)が指導した。豆はインド、ブラジルなどが産地で、開発途上国の産品を適切な価格で取引するフェアトレードの商品を使った。

 生徒9人と卒業生2人が2グループに分かれ、種類別の割合を考えながら豆を合わせた。抽出したコーヒーを試飲して「飲んだことがない味がする」「おかわりしたくなる」などと意見を出し合い、飲みやすい「No.959」と甘い後味がする「新世界」の二つのコーヒーを考えた。

 プロジェクトは卒業生で九州産業大商学部3年の江副雅文さん(21)が在学中に進めた企画から派生して始まった。菓子作りや接客など生徒がそれぞれの得意分野を生かして関わり、オープンキャンパスや放課後の居場所づくりなどでカフェを運営している。

 参加した3年の坂本美樹さんは「豆の調合は単純な足し引きでは予想できず、難しかった。私たちが卒業してもブレンドしたコーヒーは引き継がれていくと思う」と期待を込めた。(花木芙美)

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