武雄市が作成した「令和元年8月豪雨」の災害記録誌

 武雄市は2019年8月に発生した佐賀豪雨の記録誌を制作した。災害の記憶を風化させないために、被災状況や関係機関の活動などを写真も多用しながら分かりやすく伝えている。500部を作成し、市内の各区の区長や民生委員、公民館のほか、支援を受けた佐賀県内外の自治体に配布した。

 記録誌はA4判カラーで全31ページ。19年8月27日から2日間の気象の概要や観測状況をはじめ、同市の対策本部の会議録も時系列にまとめている。自衛隊や警察の活動状況も内容別に取り上げた。豪雨による警報の解除以降についても、災害ごみの受け入れ状況や罹災りさい・被災証明書の交付実績などを記載する。

 巻末の復興のページでは、今年1月に作成した「武雄市創造的復興プラン」を掲載している。戸別受信機の設置や防災アプリの構築を紹介し、新たなハザードマップの作成など現在取り組んでいる内容も盛り込んでいる。

 武雄市防災・減災課は「災害の経験で得た教訓や住民の避難意識を絶やすことなく後世に伝え続けたい」としている。問い合わせは同市防災・減災課、電話0954(23)9223。(澤登滋)

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