住宅地ののり面に群生するオオキンケイギクを取り除く「小城の自然を育てる会」の会員たち=小城市小城町

特定外来生物のオオキンケイギク。5~7月に黄色い花を付ける

道路沿いに生えたオオキンケイギクを取り除く「小城の自然を育てる会」の会員たち=小城市三日月町

道路沿いに生えたオオキンケイギクを取り除く「小城の自然を育てる会」の会員たち=小城市三日月町

 小城市の市民グループが、市内に群生する特定外来生物「オオキンケイギク」の除去活動を続けている。5~7月の開花時期に合わせて実施し、22日の作業では約3時間で除去した量が軽トラック2台分に上った。外来生物が及ぼす影響や活動内容を紹介するパネル展などを通じて啓発も進めている。

 自営業者や元教師ら有志約80人でつくる「小城の自然を育てる会」(諸泉定治会長)が2019年から取り組んでいる。今年は3月から6月まで週1回、作業を続けている。

 環境省によると、オオキンケイギクはキク科の多年草で、5月ごろからコスモスに似た黄色の花を付け、大きいものは高さ70センチほどになる。繁殖力が強く、国内の生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして06年に特定外来生物に指定された。栽培などが禁止されて罰則も設けられているが、特定外来生物ということを知らずに自宅で育てている人も少なくないという。

 22日には、会員13人が市内3カ所を回り、住宅地や道路沿いに生えたキクを根から抜き取っていた。諸泉会長は「繁殖力が強く、放っておけばどんどん増える。危険性を知ってもらい、除去の機運が高まるようにしたい」と話した。今後は市の協力を得て住民への啓発チラシの配布を計画している。(谷口大輔)

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