「カラス侵入禁止」の張り紙=佐賀市神野東

 思わず二度見してしまう張り紙があった。佐賀市神野東の会社事務所で外側から見える「カラス侵入禁止」の文字。経営する松本仙人(のりひと)さん(44)が、カラスよけの対策で約3年前から掲示を始めた。

 車庫にツバメが巣を作っていて、ひなを狙ってカラスが飛んでくるようになった。「鳥よけを設置したらツバメも来なくなるのでは」と心配した松本さん。インターネットでカラスだけに効きそうな対処法を調べ、ごみ集積所で実践された張り紙のアイデアを見つけた。

 「面白いし、やってみよう」。カラスが文字を認識できるかはともかく、窓に張ってみると確かに来なくなった。ただ、カラスを警戒してかツバメも巣を作らなくなってしまった。今もツバメは時折羽を休めていて、松本さんは再び巣作りに励む日を心待ちにしている。(草野杏実)

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