自民党佐賀県連は22日、代表役員会を開き、今秋までに実施される衆院選で、今村雅弘氏(74)=比例九州=の比例名簿順位の優遇と、佐賀1区で出馬予定の岩田和親氏(47)の比例重複立候補を認めるよう党本部に対し、決議することを決めた。決議は7月4日の本年度県連大会に諮る。

 今村氏は党内規で定める比例の「原則73歳定年制」と、比例単独立候補の「原則2回まで」に該当する。県連としては、今村氏が2014年衆院選で区割り変更に伴い比例単独に転出した際、名簿順位が小選挙区重複立候補者より下位の31位に冷遇された経緯や、多くの国策課題を抱える佐賀県にとって「経験豊富な今村氏は欠かせない」ことを訴える。

 また、党本部では小選挙区で連続2回敗れ、比例復活した現職に対し原則、次回の比例重複立候補を認めない内規を厳格に適用する動きがあり、岩田氏がこれに該当する。県連としては佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画が重要な局面を迎える中で、防衛政務官を経験した岩田氏が重要な役割を果たしていることを強調し、柔軟な対応を求める考え。

 このほか、来年夏の参院選の公認候補選考スケジュールを確認した。市町村支部と職域支部に選考を依頼し、各支部や地域協議会で審議して県連に申請する。現職の福岡資麿氏(48)が佐賀市支部から申請される見通しで、6月27日の県連総務会で決定し、同日に党本部に申請する。(栗林賢)

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