大雨による災害対応訓練で、道路状況を確認する警察官=佐賀市の県警本部

 佐賀県警は21日、大雨による大規模災害の発生を想定した訓練を県警本部などで実施した。今年は平年より約3週間早く梅雨に入っており、豪雨災害時の初動や各警察署との連携などについて真剣に確認した。

 訓練は、同日午前8時に大雨特別警報が発表、県内の複数カ所で災害が発生したとの想定で実施した。県警本部に設置された災害警備本部には約35人が集まった。車両の水没や崖崩れなど被害の状況が次々に入り、発生場所を管轄する各警察署とも連携し、対応などを確認した。

 県警ヘリコプターも出動し、本部では被災状況などの映像が流れた。佐賀市金立町の民家が巻き込まれた土砂崩れを想定した訓練では、機動隊などが救助の手順を確認した。「ペットショップからワニが逃げた」というインターネット上の情報について、デマかどうか確認する訓練もあった。

 県内では2018年から3年連続で大雨特別警報が出ており、警備2課の嘉村健一警備対策官は「災害が発生した時に慌てないよう、訓練を大切に、緊張感を持って備えたい」と話した。(松岡蒼大)

 

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