佐賀県は21日、10歳未満~70代の男女36人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。三養基郡基山町のコンビニエンスストア「セブン―イレブン基山長野店」でこれまでに従業員5人の感染が判明し、クラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。入院していた80歳以上の中等症患者1人が亡くなったことも公表した。

 県内での感染確認は延べ2378人。4月から5月21日までに県内で確認された感染者数は1189人と急増し、2020年3月の初確認から今年3月末までの約1年間の累計と同数になった。

 県によると、セブン―イレブン基山長野店では10日に最初の感染者が分かり、11日以降は休業している。別の従業員を接触者として検査したところ、4人の感染が判明した。利用客に濃厚接触者はいない。

 入院中に亡くなった患者に関しては遺族側の確認がとれていないとして、性別などの詳しい情報は公表していない。県内の死者は計18人になった。

 唐津市は20日、市内の放課後児童クラブに勤務する40代女性の支援員が感染したと発表した。濃厚接触者はいないが、関係者のPCR検査のため22日までクラブを閉所する。

 鳥栖市教育委員会は、市立中学校で生徒1人の感染が確認され、在籍する1クラスを学級閉鎖したと発表した。22日に同じクラスの生徒や教職員を対象に検査を実施する。(岩本大志、横田千晶、樋渡光憲)

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