通常総会を開いた佐賀県労働者福祉協議会=佐賀市のホテルマリターレ創世佐賀

 佐賀県労働者福祉協議会(理事長・井手雅彦連合佐賀会長)は21日、佐賀市で通常総会を開き、役員改選で井手理事長と各副理事長の再任を決めた。新型コロナウイルスでキャンセルが相次いだ勤労者旅行会の業務は2022年3月末で閉鎖することを確認した。

 役員改選では新たに待鳥洋文氏(九州労働金庫佐賀県本部)を専務理事に選出、専務理事の江頭一哉氏は退任する。21年度の活動方針では、多様な暮らしの相談を受け付ける「ライフサポートセンターさが」の活動充実や、特定非営利活動法人「フードバンクさが」の支援継続などを掲げた。

 勤労者旅行会はコロナ禍で20年度は105件、3656人分のキャンセルが発生し、単年度収支が708万円の赤字になった。業界を取り巻く環境の変化も考慮し、業務を閉鎖することを1月の理事会で確認していた。21年度は旅行クーポンの払い戻し費用として3千万円を予算に計上した。

 1992年から実施してきた教育ローンの利子補給制度も教育ローンの金利が下がって支援効果が薄れ、事務手続きも煩雑として2022年3月末で廃止することを決めた。(大橋諒)

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