特別御開帳で公開された釈迦如来坐像(右上)と聖観世音菩薩立像(中央)=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

弘法大師作と伝わる国重文の聖観世音菩薩立像=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

運慶作と伝わる国重文の釈迦如来坐像=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

特別御開帳された「大黒天」や「十一面観音菩薩」など=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

特別御開帳で公開された釈迦如来坐像(中央奥)と聖観世音菩薩立像(左奥)=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

特別御開帳で公開された釈迦如来坐像(中央)と聖観世音菩薩立像(左)=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

特別御開帳で公開された釈迦如来坐像(右上)と聖観世音菩薩立像(中央)=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

特別御開帳で公開された釈迦如来坐像(中央奥)=21日午前、吉野ヶ里町田手の東妙寺

 国の重要文化財に指定されている運慶作「釈迦如来坐像」と弘法大師空海作と伝わる「聖観世音菩薩立像」の2体が21日、吉野ヶ里町の東妙寺(早田空順住職)の特別御開帳で公開された。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年は公開が取りやめとなり、104年ぶりの修復を経て初めて本格的な一般公開となった。

 東妙寺は鎌倉時代末期の1278年の創建で、2体の仏像は奈良の西大寺から移された。本尊の釈迦如来坐像は寄せ木造りで、うるしを塗った上に金箔(きんぱく)や金泥が施されている。高さ210センチ。もう1体の聖観音立像は一木造りで、高さ145センチ。

 いずれも、大正時代に国宝に指定され、1950(昭和25)年制定の文化財保護法で「国重要文化財」に指定された。2019年、福岡県の九州国立博物館で修復を受けた。

 この日は檀家(だんか)や住民ら約30人が集まり、早田住職の説明に耳を傾けた。福岡市から訪れた平井洋子さん(61)は「一度お目にかかりたいと思っていた。見ているだけで、ありがたい気持ちになる」と熱心に見入っていた。早田住職は「コロナ禍で皆さんの気持ちが沈みがちなので、仏さんに会って喜んでもらった」と話していた。(古賀史生)

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