建設中の砂防ダムの前で説明を聞く秀島敏行市長(右)=佐賀市金立町

尼寺雨水幹線水路と調整池で担当者から話を聞く秀島市長(中)=佐賀市大和町

 大雨や台風に備え、佐賀市は19日、水防で警戒している4カ所を巡視した。秀島敏行市長ら約30人が、浸水被害の対策状況などを確認した。

 巡視では、大和町の尼寺団地の浸水を防ぐために今季から暫定的に運用される尼寺雨水幹線水路の設備を見学した。市の担当者が、ゲートが倒れると貯水池に水が流れることを説明した。貯水量が3万3千トンで、増水時には自動的にゲートが倒れることも挙げた。

 2019年の佐賀豪雨で土石流が発生した金立川で整備中の砂防ダムも視察した。9月に工事が完了する予定で、下流の水路整備は10月に着手することなどの報告もあった。

 秀島市長は「例年より梅雨入りが早く、長引くのではと心配している。山間部は命に関わる災害が起きかねないので、気を緩めることなく迅速に対応できるようにしたい」と話した。(大田浩司)

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