洋画部門で県知事賞を受賞した岩橋則好さんの「街並み」

シニアアートフェスタで、展示された作品=佐賀市の佐賀県立美術館

応募作全157点が並ぶ会場=佐賀県立美術館

 「佐賀県シニアアートフェスタ」(県長寿社会振興財団主催)が20日、佐賀市の県立美術館で始まった。県内在住の60歳以上が洋画や書など7部門157点を出品し、熟練した技術や旺盛な創作意欲を込めた作品が展示されている。23日まで。

 出品が最も多かった洋画部門の県知事賞には、元社会科教諭の岩橋則好さん(62)=神埼市=の油彩画「街並み」が輝いた。自身が中高生時代に心躍らせた佐賀市中心部のにぎわいを描写していて、「約30年前の写真が出てきたことをきっかけに、心に残る懐かしい風景を描いた」と振り返りながら受賞を喜んだ。

 県内のアマチュア作家ら155人、介護施設など2団体から出品があり、平均年齢は76・3歳だった。最高齢は洋画部門に「棚田」を出展した嬉野市の前田克巳さん(99)だった。県知事賞を受けた6作品は、10月30日から岐阜県で開かれる全国健康福祉祭の美術展に出品される。(花木芙美)

 そのほかの県知事賞受賞者は次の通り。(敬称略)

 日本画 川原英子(嬉野市)▽彫刻 貞松好秋(鹿島市)▽工芸 堤常里(佐賀市)▽書 吉岡智亨(同市)▽写真 松浦孝(鹿島市)

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