激しい雨風で傘を差せずに下校する生徒=20日午後1時20分ごろ、伊万里市二里町

 梅雨前線や湿った空気の影響で、佐賀県内は20日、激しい雨が降り、広い地域で大雨警報や土砂災害警戒情報が発令されている。伊万里市では、1時間に61・5ミリの非常に激しい雨が降り、5月の観測史上最多を19年ぶりに上回った。24時間雨量では県内4地点で100ミリを超えている。

 佐賀地方気象台によると、伊万里市のほか、佐賀市北山で1時間に50ミリ、唐津市で29ミリ、嬉野市で24ミリを記録した。降り始めからの雨量は午後3時半までに伊万里市で117・5ミリ、嬉野市で109ミリ、鳥栖市で103・5ミリ、北山で101・5ミリとなった。20日正午から21日正午までの降水量は、多いところで1時間に70ミリ、24時間に180ミリを見込んでいる。

 県内では20日夜遅くにかけ、梅雨前線や低気圧の影響で、多いところで1時間に30ミリの雨が降り、気象台は土砂災害や河川の増水への警戒を呼び掛けている。

 大雨の影響で、松浦鉄道は倒木の影響で伊万里-有田間で運転を見合わせ、JR筑肥線は普通列車2本を運休し、約40人に影響が出た。唐津線は相知-多久間で徐行運転しており、遅れが出ている。

 県や県警などによると午後3時半現在、5市町26カ所に避難所を設置。午後1時現在で、伊万里市で1世帯1人が避難している。

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