鳴神公園の川沿いで、草刈りをする七山よかこつ景美隊のメンバーたち=唐津市七山

雨が降る中、鳴神公園の草刈りに汗を流した七山よかこつ景美隊のメンバーたち=唐津市七山

 唐津市七山の景観を美しくしようと立ち上がった市民団体「七山よかこつ景美隊」の活動が広がりを見せている。会員は当初の15人程度から57人へと大幅に増えた。16日には鳴神公園で清掃を行い、雨が降る中で約35人が川沿いの草刈りに汗を流した。観光客を迎える環境を整え、公園や隣接する直売所「鳴神の庄」を中心としたむらづくりを目指す。

 団体は、2年ほど前に地元のJAの青年部が解散した後、地域に貢献できる活動をしようと農業者らで発足した。「参加を強制しない」ことを掲げ、草刈り機などの道具を持ち寄って公園を年4回清掃している。七つのまちづくり団体と直売所など2社でつくる「七山むらづくり協議会」が活動をバックアップし、草刈り機の燃料代などを支給している。

 公園は、夏場には川遊びで大勢の家族連れが訪れてにぎわう。活動によって川沿いの石段などを覆っていた草やぶも刈られ、川遊びできる範囲も広がったという。公園内には市の補助金でベンチ10基も設置した。

 今では20~50代を中心に、農業者だけでなく公務員や七山へ通勤する人らも活動に加わる。隊長の山口貴哉さん(41)は「七山をもっとよくしていきたいという気持ちが結集し、若手世代がつながる場にもなっている。盛り上げたいと思う人が多くてうれしい」と笑顔を見せる。(横田千晶)

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