自転車マナーアップモデル校に指定された武雄高の生徒ら=武雄市の武雄署

贈呈された横断幕を掲げる神埼清明校の生徒と諸泉孝俊署長(右)ら=神埼署

自転車利用者に一列で走行するよう呼び掛ける警察官=佐賀市の佐賀工高付近

 5月の「自転車のルール遵守とマナーアップ運動」期間に合わせ、佐賀県警などは18日、県内40カ所の交差点で街頭指導を実施し、通学中の高校生らに自転車の安全な利用を呼び掛けた。また、県警は本年度の自転車マナーアップモデル校に佐賀清和、牛津、神埼清明、唐津東、伊万里実、武雄の6高校を指定した。

 街頭指導は県警、地域交通安全活動推進委員、学校関係者が連携して約400人が参加した。佐賀市の佐賀工業高付近の交差点では、警察官らが並進する自転車利用者に対して1列で走行するよう促した。

 県警本部(佐賀市)で14日に行われたモデル校の指定書交付式には、佐賀清和高と牛津高の生徒らが出席した。県警の石橋憲茂交通部長は「統計上、3日に1回ほど高校生が関係する事故が起きている。歩道は歩行者優先、自転車は並列で運転しないことを特に気を付けて」と呼び掛けた。

 神埼署と武雄署ではそれぞれ17日に交付式があった。神埼清明高3年の江口直途生徒会長と堀江和央交通委員長は「自転車利用者の見本となるよう、正しい道路利用と交通マナーの向上を心掛ける」と強調した。武雄高3年の田中洸生徒会長は「生徒会が主体となってマナーアップに取り組み、地域全体に広がる活動にしたい」と決意表明した。

 県警によると、県内で昨年1年間に自転車が関係した交通事故は404件(前年比150件減)。このうち高校生が関係したのは94件(同14件減)だった。今年は4月末現在で142件(前年同期比18件増)、高校生関係は37件(同14件増)となっている。(松岡蒼大、澤登滋、森田夏穗)

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