展示会で、会友らの力作が並ぶ=佐賀市の佐賀県立美術館

 二科会佐賀支部の絵画部展が18日、佐賀県立美術館(佐賀市)で始まった。会員、会友らの力作35点が会場を彩る。23日まで。

 秋の二科会に向けて50~80代のメンバー13人が描いた作品を展示する。藤崎妙子さん(佐賀市)の「まつり」は唐津くんちがモチーフ。道路で休む曳(ひ)き子たちを捉え、口を開けてリラックスした表情を見せている。藤崎さんは「頭の中の記憶に残るくんちを自分なりの形で表現した」と話す。

 汐待和子さん(神埼市)の「ベネチア詩情」は赤っぽい街並みを眺めるかのように仮面を付けた人形が描かれている。コロナ禍に伴う外出自粛のニュースで見た映像をヒントにしている。

 長年、長崎を題材にしてきた下田次郎さん(鹿島市)の「長崎情景」シリーズは、青を主体に大浦天主堂や港を望む風景に人物を添え、叙情的な雰囲気を醸し出す。山﨑美恵子支部長は「それぞれの持ち味が出ている。ぜひ見てほしい」と話す。(福本真理)

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