研修会では、犯罪被害者の心に寄り添う支援の必要性などを学んだ=佐賀市役所大財別館

 犯罪被害者らの支援について学ぶ職員研修会が18日、佐賀市役所で開かれた。認定NPO法人被害者支援ネットワーク佐賀VOISSの犯罪被害相談員、甲斐千津さんが臨床心理士らによる面接相談や、病院、裁判所、警察署への付き添い支援など具体的な活動内容を紹介。被害者の心に寄り添う支援のあり方を学んだ。

 甲斐さんは、事件や事故後の手続きや関わりの中で、9割近くの人が精神的に傷つけられる「二次的被害」を受けたと回答しているアンケート結果に触れながら、「上から話すのではなく、自分だったらと同じ目線で対応することが大切」と話した。

 市の相談窓口となる市生活安全課によると、市には13の部署で構成するネットワークがある。2020度、市には3件の相談が寄せられた。一時的な生活資金として犯罪被害者に支給される遺族見舞金(30万円)、傷病見舞金(10万円)に関しては、20年度に1件、傷病見舞金の支給があった。研修会には新たに担当になった市職員ら約20人が参加した。(川﨑久美子)

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