佐賀新聞「こちら さがS編集局」(こちさが)では、新型コロナウイルスワクチンの75歳以上の接種予約初日を迎えた佐賀市の状況を聞いた。高齢の親のために予約を肩代わりする「子ども世代」には疲労感がにじむ。通常の診療に影響が出る医療現場からの声も寄せられた。

 40代の会社員女性は、不安がる親のため仕事の合間を縫って電話をかけ続けた。「午後4時前になってもまだ予約できない。仕事もあり、かかりっきりで電話もできないのに」と不満を漏らした。両親と手分けして電話を掛け、ようやく予約できたという女性(63)は「80回以上掛けた。予約に丸1日かかるなんて…」。

 医療従事者の40代女性は「予約開始前から電話が殺到し、通常の業務や診療に影響が出ている」。2回目を見越して1回目の日時を決めることや、1瓶当たり6回分のワクチンを無駄なく使うために、6の倍数分の予約を受けることなどが制約になり「通常のワクチン接種の予約と比べ、非常に大きな負担」と漏らした。(志垣直哉)

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