佐賀県三養基郡みやき町の岡毅町長は17日、副町長の牛島敏和氏(61)=白壁=を同日付で解職した。岡町長は解職理由について「ともに仕事をする中で、お互いの政治に対する姿勢に食い違いを感じた」と説明している。牛島氏は、4月に投開票された町長選で落選した前町長の末安伸之氏を支援していた。

 牛島氏は2020年4月、末安氏のもとで副町長に就任、4年間の任期だった。末安氏の任期満了日の4月9日に辞任届を提出したが、受理されなかった。

 岡町長は就任後、牛島氏の続投を含めて検討したが、政治姿勢に違いがあると判断。4月下旬から5月上旬にかけて複数回、辞職願の提出を促したが、牛島氏が受け入れず、解職に至ったと説明している。

 牛島氏は「岡町長の初登庁の日に口頭で進退伺いをしたが、『引き続きお願いします』と言われた」とした上で、辞職願の提出を拒んだ点について「岡町長からは『後援会が納得してない』との説明があったが、そんな理由で辞めるのは筋が通らない」と話した。

 牛島氏は3町合併前の旧北茂安町で総務部長などを歴任。みやき町で副町長に就任してからは、危機管理統括官を兼務していた。町によると、議会の承認を経ずに解職でき、退職金は支払われる。(瀬戸健太郎)

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