鶴田英司さんからさまざまな話を聞く中学生=大町町の大町自動車学校

大町自動車学校の鶴田英司さん(左)からさまざまな話を取材する未来発見塾の中学生=大町自動車学校

 中学生が地域の未来計画をつくる佐賀新聞社の「さが未来発見塾・大町町編」のワークショップが16日、大町自動車学校であった。同校代表取締役の鶴田英司さん(47)から地域活性化やにぎわいづくりのために取り組んできたイベントなどを取材し、将来ビジョンを描くヒントを探った。

 鶴田さんは、学校の教習車をアニメのキャラクター入りの「痛車(いたしゃ)」にしてイベントを開いたり、ランニングと三輪車と階段ダッシュを組み合わせた「ツール・ド・フクモ」を実施した経験を紹介。資金を募るクラウドファンディングを活用した経緯も振り返り、「話題をつくり、町を盛り上げたかった」と話した。

 東京の企業で働いていたが、「自分の人生を楽しもう」と家業の自動車学校を継ぎ、起業の支援やM&A(企業の合併・買収)にも取り組んでいることを説明した。「大町には物事を落ち着いて考えることができる空気や景色がある。『何にもない』というが、都会へのアクセスも良く、結構便利」と町の魅力も伝えた。

 参加した中学生は「町が元気になるにはどうしたらいいでしょうか」などと質問を重ねた。鶴田さんは「周りから『面白いことがありそう』と期待されることが大切」と強調しながら、「夢を応援してくれる町がいい町。みんなも夢を持ち、行動を起こして」と呼び掛けた。

 大町町の発見塾には中学生10人が参加。地域を学び、住民らに取材を重ねて「未来計画」をまとめ、町に提出する。(小野靖久)

このエントリーをはてなブックマークに追加