始球式に登板した94年夏の甲子園を制した元佐賀商投手の峯謙介さん=佐賀市のさがみどりの森球場

完成したスコアボードと球場に駆け付けた野球関係者たち=佐賀市のさがみどりの森球場

 佐賀県は15日、改修していたみどりの森県営球場(佐賀市)のスコアボードの内覧会を開いた。野球関係者など25人が出席し、新たな節目を祝った。併せて、球場名を「さがみどりの森球場」に変更することも発表した。

 これまでのスコアボードは1999年から22年間使用していたが、老朽化のため改修に至った。LED42万5千個を使ったスクリーン画面は、縦6メートル、横17・6メートルで、映像を映し出すことができる。改修工事費は約2億円。22日から運用を始める。

 内覧会では、始球式があり、94年に佐賀商高が夏の甲子園で優勝した時の投手・峯謙介さん(43)が登板。捕手は07年に佐賀北高が優勝した時の1番打者・辻尭人(たかと)さん(32)が務め、打席には山口祥義県知事が立った。ボールが投げ込まれたあと、スコアボードが点灯すると、拍手があふれた。

 佐賀商-樟南(鹿児島)の決勝と、佐賀北-広陵(広島)の決勝の映像もスコアボードに映し出された。元佐賀北高野球部監督・百﨑敏克さん(65)は「感慨深い。この球場でこのシーンを見ることができるとは思わなかった」と話し、元佐賀商高野球部監督の田中公士さん(79)は「高校球児や中学生、少年野球の子どもたちの大きな励みになる」と感謝した。(西浦福紗)

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