専門家と一緒にゲーム形式のプログラムを楽しむ参加者たち=小城市のゆめぷらっと小城

 医療や介護、子育ての専門家が市民の相談に無料で応じる「小城まちなか保健室」が月2回、小城市の交流施設のゆめぷらっと小城で開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大で、患者が医療機関の受診を控える懸念も指摘される中、運営する任意団体は「ささいなことでも、気軽に悩みや困り事を相談してほしい」と参加を呼び掛けている。

 住み慣れた場所で安心して暮らせる地域包括ケアシステムの実現に向けて、小城市の医療、社団法人などが設立した団体「だいでん(誰でも)ケアネットワーク」が取り組む。看護師や管理栄養士、薬剤師、運動療法士、社会福祉士らが、会場を管理するまちづくり会社と協力して2年前に開設し、各回数人から十数人が参加している。

 本年度は従来の月1回から2回に増やし、うち1回は健康維持や認知症予防の講座も始めた。初回の11日には参加者が体を動かしながら計算をしたり、記憶力を確かめたりするプログラムに挑戦し、薬の管理方法なども学んだ。

 よく参加している市内の七田利秀さん(81)は「憩いの場で気楽におしゃべりもできる。家にこもりがちな人たちに広く知ってもらえたら」と話した。(谷口大輔)

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 毎月第2火曜の午前10時~午後3時と第4土曜の午後1時~同3時、ゆめぷらっと小城で開催(講座は第2火曜のみ)。問い合わせはひらまつクリニック地域包括ケア推進室、電話0952(72)8650。

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