ニリンソウ

 キンポウゲ科の植物ニリンソウ。今年は例年より早く3月に入り開花しました。通常4~5月ごろに高さ15~30センチの茎から2・5センチ程の白い花を咲かせます。そして、この花びらに見える部分は「萼(がく)」で、5枚つくのが一般的です。名前の由来は「茎の上に二つの花がある」ことから付けられていますが1輪や3輪咲くこともありさまざまです。

 根茎には薬用効果があり生薬名は「地烏(じう)」と言われ、リウマチによる疼痛とうつうや打撲傷・解毒に用いられます。若葉は有毒植物のトリカブトの葉と似ているので誤食しないよう注意しましょう。

 山野の湿った地に生息するニリンソウは、近年都市化により日本各地で減少し佐賀県では、ごく近い将来絶滅の危険性の高い種である「絶滅危惧種1類」に分類されています。(中冨記念くすり博物館)

このエントリーをはてなブックマークに追加