公開講座で初回の講師を務めた髙橋幸市さん=佐賀市のメートプラザ佐賀

 自殺予防のためにさまざまな悩みを受け付ける「佐賀いのちの電話」の相談員養成に向けた公開講座が8日、佐賀市のメートプラザ佐賀で始まった。7月下旬までの全11回の講座を通して、カウンセリングに関する基本的な知識を学ぶ。

 初回は、相談員対象の研修会の委員長を務める公認心理師の髙橋幸市さんが講師を務めた。髙橋さんは、自殺の理由は雇用状況の悪化や人間関係など複合的な要因が絡み合っていることを指摘した。未遂者数が自殺者数の20倍という状況も示しつつ、いのちの電話について「話を聞いて相手に落ち着いてもらうことはとても意味のある活動」と強調した。

 講座は2班に分かれており、水曜はアバンセ(佐賀市)で午後7時から、土曜はメートプラザ佐賀で午後2時から行っている。(松岡蒼大)

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