式で播種の神事を行う武富和也さん(右)=江北町さわやかスポーツセンター

播種式でくわ入れの神事を行う武富和也さん=江北町さわやかスポーツセンター

 秋の宮中祭事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上する米の播種(はしゅ)式が13日、江北町であった。町やJAの関係者ら約40人が、収穫までの無事を願った。

 献穀は佐賀県内六つの農業改良普及センターが順番で行っている。江北町の水田が選ばれるのは29年ぶりで、武富和也さん(57)久美さん(53)夫婦が、献穀者として同町八町の水田20アールで育てる。

 雨のため町さわやかスポーツセンターであった式では、くわ入れや播種の神事を行い、苗箱に「夢しずく」のもみ種を丁寧にまいた。武富さんは「光栄なことだが、肩の力を抜いて、優しい米、笑顔になれる米を作りたい」と話した。

 6月12日には御田植え式、9月19日には稲を刈る抜穂(ぬいぼ)式が予定され、11月23日に宮中である新嘗祭で一升を献納する。(小野靖久)

このエントリーをはてなブックマークに追加