県の担当者からダムの事前放流について説明を受ける峰達郎市長(右)=唐津市神田の平木場ダム

 唐津市は13日、梅雨入りを前に市内2カ所の防災パトロールを行った。大雨時の河川の氾濫を防ぐダムの「事前放流」など災害への備えを確認した。

 パトロールには峰達郎市長をはじめ、町田川につながる平木場ダムの下流域で大雨時の浸水想定区域となっている長松校区の行政連絡員、消防団の支団長ら約20人が参加した。

 平木場ダムでは、県河川砂防課の担当者がダムの事前放流の仕組みを説明。6~9月については県独自でダムの水位を50センチ低く設定しており、豪雨が予想される3日前に降雨量に合わせて放流することを伝えた。昨年6月からこの運用を始めているが、これまで平木場ダムで事前放流したことはないという。

 一行は、長松校区の新しい避難所として設定された唐津南高の体育館や柔剣道場も視察した。

 市の担当者は「ハザードマップでは6時間600ミリの雨を想定している。近年は想定を超えた災害が起きる可能性もあり、十分備えていきたい」と話した。(横田千晶)

このエントリーをはてなブックマークに追加