エツの情報を発信している「えつじょ」の6人=佐賀市諸富町の割烹津田屋

有明海のエツ

骨切りを披露し、エツの刺し身に仕上げる津田和昌さん=佐賀市の割烹津田屋

唐揚げや刺し身などの料理=佐賀市の割烹津田屋

 有明海の初夏の味覚となる「エツ」の料理を紹介するレセプションが11日夜、佐賀市諸富町の割烹(かっぽう)津田屋で開かれた。商工観光関係者約20人に、有明海湾奥だけに生息する“幻の魚”の魅力をアピールした。

 市南部の飲食店など11店でつくる「佐賀市もろどみin食の会」(会長・津田良雄津田屋店主)が2019年に続き開いた。町内の三平寿司の津田和昌さん、すし和の御厨和秀さんが小骨を切って食べやすくする「骨切り」を実演。小気味よい包丁さばきで刺し身にした。

 南蛮漬けや唐揚げなど約10品が紹介された。津田会長は「油との相性がいい魚で、佐賀の甘い酒によく合う。カタクチイワシの仲間で、鮮度が求められる刺し身は地元でしか食べられない」と説明した。

 エツの情報をSNS(会員制交流サイト)で発信する女性グループ「えつじょ」の6人も紹介された。山口祥義佐賀県知事は「コロナ後、筑後3県で(エツのPRを)盛り上げていこう」と激励した。

 エツの漁期は5月1日から7月20日まで。漁の関係で提供できない日もあるため、来店の際は予約を勧めている。(大田浩司)

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