新型コロナウイルスの佐賀県対策本部会議で、唐津市の離島に対する支援策などを説明した山口祥義知事(右)=11日午後、県庁

県内の新型コロナ感染者状況(5月11日現在)

新型コロナの県内感染者数(5月11日現在)

 佐賀県は11日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた80歳以上の高齢者1人が亡くなり、県内での死者が計15人になったと発表した。10歳未満~80代の男女45人の感染を新たに確認したことも公表、県内での感染確認は延べ2041人になり、再陽性の4人を除く実数でも2千人を超えた。

 県によると、亡くなった高齢者の症状は中等症だった。遺族の意向を確認できておらず、性別など詳細は公表を差し控えるとした。

 感染を公表した45人のううち、26人が新規のウイルス検査で陽性と判明した。クラスター(感染者集団)関連は、鹿島市のスナック「Memory(メモリー)」の従業員1人、唐津市の藤崎病院の入院患者1人が含まれている。

 山口祥義知事は11日の対策本部会議で、65歳以上の高齢者へのワクチン接種は7月末をめどに完了できるように市町と調整していると説明した。また、唐津市の七つの離島の住民への接種は1回目は5月23日、2回目は6月13日までに終える見通しを示した。飲食店への営業時間短縮要請に関しては、納入業者にも影響が出るとして「そういうところの支援策もしっかりと検討したい」と述べた。

 11日午後6時現在の専用病床の使用率は前日を1・1ポイント下回る47・9%。透析患者の感染者が利用できる病床が2床増え、専用病床は全体で計365床になった。軽症・無症状者の療養のためのホテル使用率は1・1ポイント増の46・6%で過去最高になった。5月下旬に佐賀市に追加される県内3カ所目のホテルは100室ほどの規模になる見込み。(円田浩二)

【関連記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加