中央大通りの将来像を考えるワークショップで意見を交わす参加者=佐賀市の佐賀商工ビル

中央大通りの将来像を考えるワークショップで意見を交わす参加者=佐賀市の佐賀商工ビル

 佐賀市のJR佐賀駅から南に続く中心市街地の「中央大通り」の将来像や魅力的な土地活用について考えるワークショップが8日、佐賀商工ビルであった。事業者やまちづくり団体の関係者ら約30人が、子育て世代に望まれる地域の在り方など意見を出し合った。

 市は昨年から地権者や自治会、商店街関係者らによる「中央大通り再生会議」を開いて沿線の将来構想などを検討している。5月末に試案を出し、8月の中間報告で案にまとめる予定で、その中で今回のワークショップの意見や市民2千人のアンケート調査の結果を参考にする。

 第2次市総合計画では、将来像で「自然」と「子ども」をキーワードに挙げていることから、ワークショップでは子どもや子育て世代を軸にまちづくりを考えた。五つの班に分かれてそれぞれが思い描く未来を語り合い、班ごとに「親も子も楽しめる、人が中心の大通り」「豊かな日常を体感できる居心地の良い空間」などのキャッチコピーをまとめた。

 また、中央大通りに期待する機能や役割についてもエリアを分けて話し合った。駅近くはオフィス機能や情報発信機能を充実させたり、唐人付近は歩いて楽しめる空間や既存の建物を生かした店舗を展開したりする提案があった。城内に近い中央郵便局付近は、佐賀の文化やイベント関連での役割に期待する意見も出た。

 中央大通りの近くに設計事務所を構える川﨑康広さん(38)は「話し合いを通して、市民がまちをつくることを改めて感じた。出た意見を細かく拾い上げ、市民目線の方向性でまとめてもらえたら」と話した。(志垣直哉)

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