7月24、25の両日に予定していた唐津市浜玉町の市重要無形民俗文化財「浜崎祇園祭」について、浜崎祇園山笠振興会は10日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止すると発表した。前夜祭の子供山笠の巡行も取りやめる。2日間とも中止になるのは2年連続になる。

 振興会は今年に入ってから祭りの開催を模索してきたが、感染拡大が止まらず、ワクチン接種も遅れていることなどから、8日に開いた総会で中止を決定した。夏期例大祭の神事は規模を縮小して24日に行う。振興会は「今の状況では開催は難しい。来年こそはぜひ開催したい」としている。

 浜崎祇園祭は諏訪神社の祭礼で、1753年に漁師の網元の中村屋久兵衛が疫病退散と五穀豊穣(ほうじょう)を祈って始めたとされる。高さ約15メートルの3台の山笠が、笛や太鼓、三味線からなる囃子(はやし)とともに町内を巡る。(中村健人)

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