佐賀県内の感染者数(2021年5月9日発表)

新型コロナの佐賀県内感染者数(2021年5月9日発表)

 佐賀県は9日、新たに10歳未満~90歳以上の男女42人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。8日に陽性者として公表していた1人を偽陽性だったとして取り下げた。県内の感染確認は延べ1952人。

 県によると、42人のうち、これまでに確認された感染者と関連がない新規の感染者は8人だった。

 クラスター(感染者集団)関連は、佐賀市の有料老人ホーム「ほうむ大願寺」で新たに入所者1人の感染が確認され、感染者は計11人。同市松原のインターナショナルクラブ「サンライズゴーゴー」でも新たに関連3人の陽性が分かり、計13人となった。

 唐津市鎮西町の馬渡島で全島民を対象に実施していたPCR検査は、遠洋漁業などで島を不在にしている人を除き247人を調べ、9日までに15人の陽性が確認された。県医務課によると、島内唯一の診療所は医師が自宅待機となったため7日は休診したが、8、9日は県が代替の医師を派遣して臨時で開所した。10日以降も代替の医師を派遣し医療提供体制を確保する。

 8日に判明した感染者76人の概要を公表した。1人が偽陽性だったなどとして、既陽性者と関連がない新規感染者数も30人から25人に修正した。鹿島市の60代女性は、クラスターが発生している武雄市武雄町のスナック「美笑(ほほえみ)」の関連だった。

 8日午後4時半現在で、「人口10万人当たりの療養者数」(30・67人)、「直近1週間のPCR検査陽性率」(14・4%)、「1週間当たりの人口10万人に占める新規陽性者数」(34・48人)の三つの指標が、政府が示す感染状況の区分で最も深刻な「ステージ4(爆発的感染拡大)」の水準に達している。(大橋諒)

【関連記事】

<新型コロナ>友人とバーベキュー「控えて」 佐賀県、感染例増で呼び掛け

<新型コロナ>回復後の転院先 「後方支援病院」、佐賀県内20カ所に

<新型コロナ>佐賀県、最多76人感染 5月8日発表、拡大傾向強まる

このエントリーをはてなブックマークに追加