仲むつまじく手を携えたトーチの灯(ともしび)が、沿道の人の心をやさしく、温かく照らした。嬉野市で第1走者を担ったのは視覚障害者の副島哲さん(43)=嬉野市。「失明しても、あきらめず前向きに“第2の人生”を頑張っている姿を見せたい」。伴走の妻百合子さん(42)とともに、万感の思いでふるさとを駆けた。

 副島さんは30歳の頃から目が見えなくなり始め、病気が進行して失明。精神的なショックは大きく、幼子を抱えて路頭に迷った状態だったという。それでも家族を養うために奮起し、今はマッサージなどの治療院を経営。ボランティアで地域の音楽イベントに関わり「見えなくなってからもしっかりと生きている」。

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