佐賀バルーナーズ―茨城ロボッツ チーム最多19得点を挙げた佐賀バルーナーズのマルコス・マタ=茨城県のアダストリアみとアリーナ((c)B.LEAGUE)

 3点差で迎えた第3クオーター。ここで一挙26失点して茨城に突き放された。佐賀バルーナーズは“B1最短昇格”の夢を叶えられず、ルイス・ギル・トーレスヘッドコーチは「前日の守備を修正する必要があった。だが、茨城の方が経験やスキルで何枚も上手だった」と敗因を語った。

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 第3クオーター終盤、SG小松秀平のフリースローで49―51と迫ったが、残り2分38秒から相手に主導権を完全に握られた。2本の3点シュートなどで10連続失点を喫し、49―61と一気に流れを持って行かれた。

 黒星を喫した前日の第1戦と同じ展開。小松主将は「切り替えの遅さやリバウンドでの失点が結果に直結した」と悔やんだ。第3クオーターだけで茨城に10個のオフェンスリバウンドを取られ、再度シュートを放つ機会をつくられた。攻撃でも相手に10リバウンドを奪われ、速攻を仕掛けられたり、センターやサイドからもポイントを決められた。

 2018年のクラブ創設以来、最短昇格を目標に掲げ、社会人リーグ、B3と1年ごとにステージアップした。B2初参戦でのプレーオフ進出に指揮官は「戦う姿勢を貫いた選手を誇りに思う」。小松主将は「今はやり切ったという気持ちが一番」といい、「この経験が選手やクラブの大きな成長につながる」と前向きに捉えた。貴重な経験をバネに、来季も夢へとまい進する。(草野杏実)

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