スナックやカラオケ喫茶・教室でのカラオケ利用に加え、新たに友人同士でのバーベキュー自粛を呼び掛ける県健康福祉部の杉谷直幹副部長(左)=8日、県庁

 佐賀県は8日、4月下旬以降に県内で確認された新型コロナウイルスの感染者を調査した結果、バーベキューにより感染が広がった事例が散見されるとして、県民に友人同士でのバーベキューを控えるよう呼び掛けた。感染リスクが低いと思われがちな屋外での飲食による「密」が、盲点として浮かび上がった。

 県によると、大型連休を含む4月26日から5月5日までの間に、7組のバーベキューのグループで、他県からの帰省者を含む9人の感染事例を確認した。

 県は疫学調査を踏まえ、感染が相次いでいる場所として「スナック」と「カラオケ喫茶・教室」に注意を呼び掛けてきたが、新たに3カ所目としてバーベキューを加えた。

 県健康増進課は「感染者の行動歴から、友人とのバーベキューの日が接点として見えてくる。屋外なので安心感があると思うが、マスクを外してアルコールが入り、飛沫感染のリスクが高まるのではないか」と推測し、自粛を呼び掛けた。家族でのバーベキューは構わないとしている。

【関連記事】

<新型コロナ>佐賀県、最多76人感染 5月8日発表、拡大傾向強まる

<新型コロナ>鳥栖市の高齢者ワクチン接種、予約者「8割近く」

<新型コロナ>最多59人の衝撃 知事「医療現場は厳しい状況」

<新型コロナ>佐賀県、再び時短要請 「一人一人が感染防止を」青木洋介佐賀大医学部教授

このエントリーをはてなブックマークに追加