運用が始まった唐津市消防署西部分署の新庁舎=唐津市肥前町

 唐津市肥前町にある市消防署西部分署の新庁舎が完成した。4月22日には運用開始式が同署であり、管轄する肥前町や玄海町の新たな防災拠点として、スタートを切った。

 新分署は、旧分署から西に約3キロの地点に移転した。旧分署は1973年に建築され、老朽化が進んでいた。新しい建物は鉄骨2階建て、延べ床面積が551平方メートルあり旧分署の約2倍になった。敷地面積(4087平方メートル)も約3倍に広がった。

 庁舎内の仮眠室は全て個室化し、女性用仮眠室などが新設された。防災資機材室には玄海町にある九州電力玄海原発の事故に備え、防護服や放射線量を量る線量計などが常備されている。式で毛利寿高分署長(49)は「気持ちを新たに、署員一丸となって地域の安心安全を守りたい」と意気込んだ。

 市消防本部は、市内に五つある分署の建て替えを進めている。残りは南部分署(厳木町)のみとなり、5月中の運用開始を予定している。(中村健人)

 

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