県内の新型コロナ感染者状況(5月7日現在)

新型コロナの県内感染者数(5月7日現在)

 佐賀県は7日、新たに10歳未満~80代の男女59人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの発表者数では、過去最多だった4月20日の38人を21人上回った。既に感染が判明している人の関係者は19人、新規のウイルス検査で判明したケースが40人に上り、拡大傾向が顕著になっている。

 県によると、59人のうちクラスター(感染者集団)関連の感染者は3件4人。内訳は、神埼郡吉野ヶ里町の国立病院機構肥前精神医療センターは入院患者2人が陽性と判明、一連の感染者は計18人になった。鹿島市高津原のスナック「Memory(メモリー)」は利用客が1人増え、店舗外の関係者1人を含め計7人。佐賀市松原のインターナショナルクラブ「サンライズゴーゴー」は利用客が1人増え計8人になった。

 鳥栖市の20代男性は県職員で、同僚5人が検査を受ける。

 県は6日に感染を公表した37人の概要も説明し、鹿島市の30代男性はクラスターが発生している武雄市のスナック「美笑(ほほえみ)」の利用客で、関連の感染者は計9人になった。

 県は変異株かどうかを調べるスクリーニング検査を進めている。4月25日~5月1日の感染者に関しては、検査した13人中12人が陽性(変異株疑い)で、陽性率は92・3%だった。これまでのスクリーニング検査で陽性だった検体のうち、国立感染症研究所によるゲノム解析で新たに32人分の結果が分かり、26人が英国株で、6人は解析できなかった。英国株はクラスターが発生した唐津市のスナック「ラブリン」関連が10人、佐賀大のサークル関連の1人が含まれている。

 県健康福祉部の杉谷直幹副部長は「変異株に変わりつつある中、医療機関に大変な負担が掛かっている」と述べ、感染予防の徹底を呼び掛けた。(円田浩二)

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