小雨の中、茶摘み機で桑の葉を刈り取る神埼和桑部会の会員ら。送風機で雨水を飛ばしながら行った=神埼市神埼町尾崎

茶摘み機で桑の葉を刈り取る神埼和桑部会の会員=神埼市神埼町尾崎

 神埼市で特産化を進める「神埼桑菱(くわびし)茶」の製造に向け、桑の葉の収穫が7日、始まった。神埼和桑(わぐわ)部会の会員ら5人が、茶摘み機を用いて新芽を約1トン刈り取った。

 今回収穫した神埼町尾崎の農園は面積が約4千平方メートルで、昨春に苗木を植えて収穫は2年目となる。順調に生育し、1回の収穫量は昨季より3倍以上増えた。他にも計3千平方メートルの畑があり、10月までに約12トンの収穫を見込む。

 刈り取った葉は蒸した後に乾燥させ、粉末状にして菱の外皮と混ぜ合わせる。髙平増夫部会長(64)は「無農薬の栽培で大変だが、その分いい葉が育つ。たくさん飲んで健康につなげてほしい」と話す。

 桑菱茶は血糖値の上昇の抑制や肥満の予防などが期待され、昨年は完売が相次いだという。今年は6月からの販売開始を予定し、30包入りで1箱1620円。市内の住民を対象とした購入費の半額助成もある。(森田夏穂)

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