佐賀玉屋に登場した古賀稔彦さんの巨大壁画=佐賀市中の小路

 「平成の三四郎」として親しまれ、3月に53歳で亡くなった柔道家・古賀稔彦さん=三養基郡みやき町出身=の巨大壁画が、佐賀市の佐賀玉屋に登場した。迫力のある壁画に道行く人が足を止め、県内で聖火ランナーを務める予定だった古賀さんをしのんでいる。5月末までの予定。

 壁画は全国で壁画アートを展開するOVER ALLs(オーバーオールズ、東京)の画家・山本勇気さん(41)ら4人が3日間を掛けて制作。10日に聖火リレーが通る道路に面した壁に描いた。高さ12メートル、幅10メートル。白、黒、黄の3色を基調に、1992年バルセロナ五輪で大けがを乗り越えて金メダル獲得し、雄たけびを上げる名シーンが一本背負いのシルエットの中に描かれている。

 7日の披露には古賀稔彦さんの兄・元博さん(55)も訪れ、「いろんな大会で優勝してきたが、本人が声を出したりガッツポーズをすることはなかった。私にとって一番好きな瞬間で、ありがたい」と話した。

 コロナ禍でのオリンピックを後押ししようと、福岡・佐賀北欧3カ国ホストタウン応援推進協議会(井上康治会長)が主催した。(井手一希)

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