65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種を、市内の40医療機関で個別接種を進めている佐賀県鳥栖市の橋本康志市長は7日、「対象者の8割近くが予約している」と現状を報告し、国が示した7月末までに高齢者への接種を終えることも可能との見解を示した。

 鳥栖市は高齢者1万8500人を対象に4月5日に接種券を発送。同19日から各医療機関で接種を行っている。橋本市長は、地元医師会や病院関係者から状況を聞く中で「ワクチンさえ供給されれば、7月末の接種完了は現実的」と述べた。予約していない2割については「副反応への懸念から、様子見の方が結構いらっしゃると聞いている」と説明した。

 今後予定される64歳以下の接種については「予約状況などをみながら集団接種を検討する必要があるかもしれない」との想定を示しつつも、「できるだけ個別接種がいいという医師会の判断もあるので、やりながら考えていくことになる」と述べた。(樋渡光憲)

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