高安流大鼓の会(鳥栖市)

 鳥栖市桜町の閑静な住宅街の民家で月2回、鼓の教室が開かれています。高安流(たかやすりゅう)能楽師白坂保行先生(52)=無形文化財総合認定保持者=が指導する大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)の教室です。

 白坂先生は叔父が人間国宝、祖父が「無形文化財総合認定」。小学1年時から大牟田市に住む祖父のもとに通い、中学3年時に大鼓一本でやると決め、上京。叔父のもとで修業を重ね、現在はお兄さんとともに九州で活躍しています。

 コロナ禍で1人4役(大小鼓、笛、お謡い)の動画をユーチューブで流して反響を呼び、「ハイテク能楽師」と呼ばれるなど鼓の普及に努めておられます。

 教室では、先生の朗々たるお謡いと大鼓の音が響き渡り、身が引き締まります。教室の皆さんは、とても楽しいと声をそろえて言われます。(地域リポーター・有馬治子=鳥栖市)

 

 大石 恵美子さん(90)

 65歳から始めました。途中休んで6年前から再開。鼓をやるという目標があるから楽しいし、生きがいになっています。

 

 福田 茶葉子さん(70)

 能楽をしている夫から勧められて47歳で参加し、小鼓を習っています。打ちながら大きな声を出すのが楽しくて悩みも解消できます。

 

 薙野 信喜さん(75)

 他の方はお謡いなどもされていますが、自分は12年前から大鼓一筋。免許証を返納して小郡市から自転車で通っています。

 

 川藤 勲さん(71)

 お謡いを30年以上やり、少しでも「お能」に近づきたいと大鼓を習い始めて7年になります。根気よく続ければ、年を取るほど腕が上がっていきます。

 

 内橋 悦子さん(70)

 鳥栖市の文化祭で見てやりたいと思い、何も知らずに入って2年になります。難しいけど、覚えたらうれしく、続けていきたいと思っています。

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