新型コロナワクチン接種の予約を手伝う伊万里市職員(右)=同市黒川町のコミュニティセンター

 伊万里、多久、神埼の3市で6日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種の予約受け付けが始まった。3市は予約システムの運営を共同で民間委託しており、電話窓口となるコールセンターは終日つながりにくい状態が続いた。各市はウェブやLINE(ライン)での予約を職員が代行するなどして対応した。

 伊万里市と多久市は75歳以上、神埼市は65歳以上を対象に受け付けた。施設入所者を含めた対象人口計約2万2千人に対しコールセンターは16回線しかなく、受付時間の午前9時から午後5時までつながりにくくなった。ウェブやLINEでの予約もできるが、利用できない高齢者からの問い合わせが各市に相次いだ。

 伊万里市ではこうした事態を想定し、市役所と13カ所のコミュニティセンターで予約の支援を行った。接種券を持参すれば、職員がウェブやLINEで予約を代行してくれる。大坪コミュニティセンターで予約をした久保福恵さん(81)は「コールセンターがつながらないので焦ってこちらに来た。すぐに予約ができて助かった」と話した。

 多久市の担当課にも問い合わせの電話が相次ぎ、職員が接種券番号などを聞き取りながらウェブで予約を入れて対応した。神埼市は8日に臨時の予約受付窓口と電話回線を設置し、職員がウェブでの入力を代行する予定。(青木宏文)

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