空き店舗に並べられた唐津焼を眺める来場者たち=唐津市京町

 唐津市中心部とオンラインで開催された「オンライン唐津やきもん祭り」が5日、最終日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で一部企画が中止になったが、作家同士の対談の配信を行うなど、2年ぶりの開催で唐津焼の魅力を店舗とネットの両方から伝えた。

 市内の商店街や唐津城周辺の空き店舗、ギャラリーなど19カ所では窯元による展示販売があった。京町の空き店舗では若手の唐津焼作家6人が作品を披露した。やきもん祭りでは初めての出品で、浪瀬窯(厳木町)の竹花正弘さんに弟子入りしている秋田菫さん(26)は「コロナ禍の中、お客さんが作品を買ってくれた。先輩方からもいろいろな話が聞けて、いい経験になった」と胸を張った。

 当初は新型コロナの感染対策を行い、通常通りの開催を予定していたが、市内の感染者が増加したことを受け、一部内容を変更した。実行委員会の坂本直樹委員長は「(去年と違い)商店街全てがストップすることはなく、街のにぎわいも多少あった」と述べた。その上で「オンラインは今までにない可能性を感じた。今後も取り組みたい」と話した。(中村健人)

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