男女平等が実現しているか

 憲法が保障する男女平等が「実現していない」「あまり実現していない」と思う人が計64%に上ることが3日、共同通信が郵送方式で実施した世論調査で分かった。

 女性が70%、男性が57%で、男女差が目立った。分野別では「政治の場」と「社会通念やしきたり」で、男性優遇と答えた人が80%超。選択的夫婦別姓を認めるべきだとの考えに「どちらかといえば」も含め賛成が計60%、反対は計38%だった。

 男女格差を巡っては、女性活躍推進法や選挙候補者の男女均等を目指す政治分野の男女共同参画推進法が成立するなどここ数年で法整備が進む。しかし多くの国民の実感とは懸け離れている現状が浮き彫りになった。

 女性首相の誕生を「期待する」「どちらかといえば期待する」は計77%で、肯定的な意見が優勢だった。

 女性がもっと増える方が良いと思う職業や役職(複数回答)は「国会議員」「都道府県や市町村の首長」がいずれも52%、「閣僚」48%、「地方議員」47%。「学術団体や競技団体の役員」が33%と最も低く「特にない」も18%だった。

 女性が各分野のリーダーになるために必要なこと(二つまで回答)は「男性の抵抗感をなくす」が59%、「家事や育児、介護などとの両立支援を進める」が55%と多かった。

 夫婦別姓の賛否の理由(二つまで回答)では、賛成は個人の自由尊重が64%、反対は家族の一体感喪失が48%で、それぞれ最多だった。

 調査は3~4月、全国の18歳以上の男女3千人を対象に実施した。

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