陶祖李参平に感謝し、有田焼の振興を祈願した陶祖祭=有田町の陶山神社

陶祖李参平への感謝を述べ、有田焼の振興を誓う有田商工会議所の深川祐次会頭=有田町の陶山神社

玉串をささげる14代李参平の金ヶ江三兵衛さん=有田町の陶山神社

 約400年前に泉山陶石を発見し、日本で初めて磁器を焼成した陶祖・李参平に感謝する「陶祖祭」が4日、有田町の陶山神社で開かれた。功績をたたえるとともに、新型コロナウイルスの収束と、その影響を受ける有田焼の業績回復や振興を願った。

 新型コロナ対策で昨年に続いて規模を縮小し、子孫の十四代金ヶ江三兵衛さん(60)や窯業関係者ら15人で実施した。陶祖の出身地である韓国の団体からは献花があった。李参平の碑に続く町道は一昨年夏の災害で通行止めが続き、神事は参道入り口で執り行われた。

 同祭実行委員長で有田商工会議所の深川祐次会頭(63)は「コロナによって2年連続で有田陶器市ができない悔しさがある。業界は先行きが見えない中で頑張っており、早期収束を願うばかり」とあいさつ。神事後、「Web有田陶器市」について「参加店の皆さんから好調と聞いている」と話した。(古賀真理子)

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