佐賀バルーナーズ―ライジングゼファー福岡 第1クオーター、3点シュートを決める佐賀バルーナーズの小松秀平=福岡県飯塚市の飯塚第1体育館

 攻撃の隙を突かれ、リズムに乗り切れなかった。佐賀バルーナーズは西地区5位の福岡を相手に後半に失速して逆転負け。リーグ最終戦を勝利で飾ることはできなかった。この日、懲罰処分でベンチ入りできなかったルイス・ギル・トーレスヘッドコーチに代わって指揮を執ったフェルナンド・カレロ・ヒルアシスタントコーチは「ポジティブな試合だった。プレーオフに向けていい準備ができた」と前向きに捉えた。

 試合序盤からスチールで攻撃を断ち切られる場面をつくりながらも、前半は54―46とわずかにリードを奪った。しかし、第3クオーターから徐々に失速。強固なディフェンスを展開する相手に6度もスチールされ、攻守を切り替えられた。中盤に逆転されると、第4クオーターでも6度のターンオーバーを喫するなど、同点からの流れを呼び込めなかった。

 小松秀平主将は「気持ちの面で難しい試合だった。けがをしないことが大事で、100%の力でプレーしたが、集中力を欠いている時があったかも知れない」。プレーオフ(PO)に向けて慎重になったことも敗戦につながった。

 この試合、ターンオーバーは21、ファウルは38と課題を残した。それでも小松主将は「どの選手もプレーオフに必要な駒。みんなプレータイムがあったことは次につながった」と振り返った。

 8日には茨城とのPO初戦を迎える。公式戦では2戦2敗と及ばなかったが、「戦えてはいたので、勝ちにいくことをみんなで誓って臨みたい」(小松)。B1最短昇格という目標に向かって、チーム全員で難敵に立ち向かう。(草野杏実)

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