東京五輪の聖火リレーが9、10の両日、佐賀県で実施される。約180人が聖火をつなぐコース沿いには、横断幕や交通規制の予告看板などが設置され、おなじみの五輪マークを見かける機会も増えた。

 結び合う5つの輪は青、黄、黒、緑、赤の5色。聖火リレーを控えた県内で、それぞれの色をテーマにした光景を切り取れないだろうか。初夏の日差しを感じながら、カメラを手に各地を回った。

伝統工芸「肥前びーどろ」の工房で、約1100度の窯から出し、回しながら息を吹き込まれて膨らむガラス生地。副島太郎社長は「紅蓮のような赤。職人ひとつひとつ手作りで、同じ形のものはない」と話す=佐賀市の副島硝子工業(撮影・鶴澤弘樹)
建物内に据えられた漆塗りのテーブルにモミジの新緑が反射し、幻想的な景色が広がる「環境芸術の森」。作礼山の中腹に位置し、喧騒(けんそう)を離れ、静かな時が流れる=唐津市厳木町(撮影・鶴澤弘樹)
モノトーンの干潟でピョンピョンと跳びはねる小さな黒い影-。有明海の人気者・ムツゴロウが繁殖期を迎え、求愛ジャンプや縄張り争いで、活発に動き回っている=杵島郡白石町の六角川河口(撮影・米倉義房)
玄界灘の荒波によって7つの洞窟や断崖がつくりだされた七ツ釜。水面はその荒々しさを忘れさせるように青く澄んでいる=唐津市屋形石(ドローン使用、撮影・山田宏一郎)
収穫期を前に、色づいた穂が幾重にも波打つ麦畑。黄金のじゅうたんのような“初夏の実り”は、全国有数の産地である佐賀が誇る美しい光景だ=多久市北多久町(撮影・米倉義房)

 

 

 

 

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